「楽天４－０ロッテ」（１４日、楽天モバイルパーク）

　楽天がロッテに連勝。新外国人・ハワードが来日初先発で初勝利を記録し、浅村が３安打で２０００安打まで残り３本とした。

　来日初先発となった新外国人・ハワードが圧巻の投球で試合を作った。三者凡退の立ち上がりでデビュー戦はスタートすると、得点圏に走者を初めて許したのは五回だ。２死二塁で宮崎を中飛に打ち取った。六回には初めて先頭に左前打を浴びるも、続く岡を併殺打に仕留めた。２死から連打を浴びるも、落ち着いてソトを二ゴロに抑えるなど、７回５安打無失点。無四球とストライク先行で打ち取っていった。

　一方で打線は二回に小深田の中前適時打で先制に成功。三回には４番・鈴木大の中前適時打で追加点を奪い、四回には２死満塁から辰己が押し出し四球を選んだ。さらに五回には浅村が右前適時打を放ち、効果的に追加点を奪い、相手に主導権を渡さなかった。

　また浅村は右前打、左翼への二塁打、右前打と４月２３日以来、１５試合ぶりの猛打賞を記録。２０００安打まで残り３本と一気に加速した。