巨人が1点差逃げ切り 浅野が今季1号ソロ 5投手の継投策、守護神マルティネスは12セーブ
「ヤクルト2-3巨人」(10日、神宮球場)
巨人が5投手の継投策で1点差を逃げ切り、接戦を制した。
再び打線にメスを入れて臨んだ。岡本が左肘の靱帯(じんたい)損傷で戦列を離れたため代わりの4番としてこの夜は、キャベッジを入れた。来日1年目の助っ人が巨人軍第93代の4番となった。
新打線が初回に先制点を奪った。1死後、2番に入った若林がランバートから左中間スタンドに3号ソロを運ぶ。同点の四回には無死二、三塁の絶好機で4番・キャベッジが空振り三振に倒れたが続く岸田がしぶとく二ゴロを放って1点を奪った。八回には浅野の1号ソロでリードを広げた。
先発したグリフィンは直球が走り変化球もさえた。5回を5安打9奪三振1失点に抑え、今季2勝目をマークした。八回は大勢が1点差に迫られたが、九回は守護神マルティネスが15戦連続無失点で締めた。




