巨人「子どもの日」に屈辱の10失点惨敗 苦手の阪神に今季1勝6敗 戸郷復帰も6回3失点で3敗目
「巨人1-10阪神」(5日、東京ドーム)
巨人は「子どもの日」に10失点の惨敗。逆転負けを喫して阪神に同率の首位へ並ばれた。対阪神は今季1勝6敗、本拠地東京ドームでは開幕4連敗で21年ぶりの屈辱となった。
エース・戸郷が久々の1軍復帰登板も、6回5安打3失点で3敗目を喫した。エースの期待を受けて臨んだ今季の戸郷は開幕から3試合連続KO。4月11日・広島戦(マツダ)で3回1/3を10失点となった翌日に2軍降格。復活へ向けての調整を経て、1軍復帰のマウンドを迎えた。
初回から150キロ超を連発。三回まで阪神打線を無安打に抑えた。だが、1点リードの四回2死で森下に150キロの内角直球を左翼席に運ばれる同点ソロを被弾。同点の六回2死三塁では中野に三塁線を襲う適時内野安打を打たれるなど2点の勝ち越しを許し、この回で降板となった。
打線は三回1死一、三塁から若林の右犠飛で先制点を奪うが、四回以降は2番手・ビーズリーに3回を無安打に抑えられるなど得点を挙げることができなかった。
戸郷の後を継いだ横川は七回に1イニング4四球で押し出しを与えるなど、まさかの大乱調。九回に登板した3番手・堀田は佐藤輝に3ランを浴び、10失点となった。