大阪桐蔭が準々決勝進出 今秋ドラフト候補・森が5者連続三振など5回無安打無得点の好投
「春季高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭7-2精華」(5日、GOSANDO南港野球場)
大阪桐蔭が精華を下して準々決勝に進出した。
今秋ドラフト候補で最速153キロ右腕の森陽樹投手(3年)が先発。二回2死から5者連続三振を奪うなど圧巻の投球で8奪三振。この日最速147キロだった直球に加え、カーブ、スライダーで相手打線を翻弄(ほんろう)し、5回無安打無得点と好投した。この日は巨人など3球団が視察した。
打線は初回2死三塁で4番・吉野颯馬内野手(3年)が先制の右前適時打を放つなどして躍動。7得点を奪って勝利した。
昨秋は近畿大会初戦で敗れ、今春センバツの出場はならず。長い冬を越えた名門が春の大阪の頂点をつかみにいく。