日本ハム・新庄監督 清宮幸のスタメン落ちに言及「昨日の守備」 前日に痛恨の適時失策 今季初先発の達に配慮「恐怖心を取り除ける」
「日本ハム3-2西武」(4日、エスコンフィールド)
日本ハムが接戦を制し貯金を3とし、西武と入れ替わって2位に再浮上した。
この日は8試合連続安打中の清宮幸がスタメンから外れ、今季2度目のベンチスタートとなった。3日の西武戦では七回に守備で痛恨のトンネル。適時失策となっていた。新庄監督は試合後、「今日、清宮君が外れたのは昨日の守備」と明かした。この日は達が今季初先発ということもあり配慮もあったという。「達くんが投げるし、やっぱり打つ方はあんまりチームに迷惑かけないんですよ。守る方はピッチャーに迷惑かけるでしょ。その恐怖心というものを取り除ける。ドキドキしながら投げてほしくない」と、説明した。
また、西武先発の隅田との相性も最悪で「18打数0安打10三振してたから。それも頭にあってね」と加えた。
今季初先発の達は、プロ入り後最長の6回を投げて4安打1失点でプロ2勝目、今季初勝利をマーク。変化球も決まり、無四球でテンポの良い投球に、試合後、新庄監督は「めちゃくちゃ成長してますよ。あれだけテンポ良かったら打者は考える時間がない。頼もしく感じましたね」と絶賛した。