3年ぶり1軍登板の中日・岡田俊哉が4043日ぶり先発勝利ならず 右大腿骨骨折を乗り越え復帰戦

 「広島-中日」(4日、マツダスタジアム)

 中日の岡田俊哉投手が3年ぶりの1軍登板で先発。3回まで1安打無失点だったが、2点リードの四回にファビアン、末包の連続安打で1点を失った。さらに坂倉にも右翼線への安打を許し、無死一、三塁。堂林を空振り三振に仕留めたが、山足に同点の左前適時打を浴びた。ここで井上監督がベンチを出て、祖父江との交代を告げた。右腕が死球で満塁とピンチを広げ、投手の玉村に勝ち越しの2点打を許すなど一挙7失点。岡田は3回1/3を5安打4失点で、2020年8月28日の巨人戦以来5年ぶりの勝利とはならなかった。先発勝利となれば、2014年4月9日のヤクルト戦以来、4043日ぶりとなるところだった。

 岡田は2023年の春季キャンプで、練習試合に登板した際に右大腿骨を骨折する大ケガを負い、同年オフに育成選手となってリハビリに励んできた。今季は2軍戦で3試合に登板して1勝1敗ながら、15イニングを投げて防御率0・00と圧巻の投球を繰り広げ、4月30日に支配下登録を勝ち取っていた。

 33歳の岡田は智弁和歌山高校から2009年度ドラフト1位で中日に入団。今季がプロ16年目で、これまでの通算成績は350試合に登板して19勝23敗19セーブ、防御率3・52の成績を残している。

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