ＤｅＮＡ 牧が延長十回に決勝３ラン！一塁回って絶叫 八回の打席で死球を受け、感情露わに マウンドをにらむ
「ヤクルト０－３ＤｅＮＡ」（１日、神宮球場）
ＤｅＮＡの牧秀悟内野手が延長十回に先制の３ランを放った。
２死一、三塁でヤクルトはバウマンにスイッチ。だが高めのストレートをきれいにとらえると、打球は右翼席に飛び込んでいった。一塁ベースを回ったところで絶叫した牧。八回の打席では田口に死球を当てられ、温厚な男が珍しくマウンドをにらみつけるなど荒ぶる姿を見せていた。
チームはなかなか好機であと一本が出ず、九回までゼロ行進で延長戦に突入。それでもキャプテンが価値ある一撃を放った。
ヒーローインタビューでは「リリーフ陣が流れを渡さず、粘り強く投げてくれた」と救援陣をたたえた牧。「もう反応でいきました。チャンスで打ててなかったので、打てて良かった」と振り返り、スタンドインを見届けるとキメ顔で「最高でした」と語った。
このリードを守り切り、ＤｅＮＡは最下位転落を阻止。価値ある１勝を呼び込んだ。
