日本ハム・伊藤 休部方針の母校後輩に快投でエール送る!「最後いいシーズンで終われるように応援したい。一緒に頑張っていきたい」
日本ハム・伊藤大海投手が、先発する29日のソフトバンク戦(ペイペイ)で母校の後輩にエールを送る快投を見せる。1日の本拠地開幕戦で黒星を喫した相手との敵地での再戦。「しっかりいい準備ができた。1球目とか先頭打者とか、そういうのにこだわってやっていきたい。気を付けるところはたくさんある。不本意な1球はないようにしたい」と表情を引き締めた。
出身校の北洋大(在籍時は苫小牧駒大)野球部が本年度で休部する方針が明らかに。OBの出世頭といえる右腕は「寂しいことではあるけど、仕方ないことでもある。最後いいシーズンで終われるように応援したい。僕の恩師の大滝監督に気持ちのいい形で締めてもらいたい」と神妙な表情で思いを語った。
そのためにも、自身の活躍が後輩の励みになればいい。「もちろん、高校も大学もシニアも含めて、そういうところでしっかり夢を与え続けていきたい。僕もまだまだ上を目指していきたいので、一緒に頑張っていきたい」と力を込めた。
チームは開幕から24試合を戦い、12勝12敗の勝率5割。再スタートの一戦で、エースに出番が回ってきた。5度の登板はすべて火曜日。「リズムが一緒なのですごく投げやすい」と、調整のしやすさを前向きに捉えた。自身3勝目を手にし、チームに勢いをもたらす。



