元巨人 元木大介氏が初めて明かす「戦力外を言われた人に納得いかない部分があった」「はい、クビと。5分で終わりました」

 元巨人ヘッドコーチの元木大介氏が26日、YouTubeチャンネルを更新。05年、戦力外通告を受けた際の心境を振り返った。

 元木氏は視聴者からの質問で、「やって良かった事」「こうしとけば良かった後悔」について回答。「自分から辞めたいと言った選手じゃなく、クビと言われた選手だから。そこだけかな。自分から辞められなかったというのと…。言われた人。言われた人に納得いかない部分があった。これ、放送できんのか(笑)」と笑った。

 元木氏は90年度ドラフト1位で入団。05年まで巨人一筋15年間で1205試合に出場、打率・262、66本塁打、378打点の成績を残した。「クセ者」と呼ばれ、勝負強い打撃で記憶に残る活躍を見せた。

 戦力外通告を受けた相手について、「誰とは言いませんが、クソッと思いました。クビだと言っても15年やってきましたから。『15年間ありがとうって言ってくれるのもありなんじゃないの?』って思ったりもしましたけど、ねえ」と苦笑い。敬意がなかったことに納得がいかず「『はい、クビ』って言われただけだから。5分で終わりました、話が。『来年契約しません、戦力として考えていません、どうします?』なんじゃ、それと思いましたね」と、当時の心境を語った。

 実名は明かさず、「言い方だよね。それが選手に対しての感謝がないんだなと。誰とは言いませんけどね、ご想像にお任せします。悔しい思いをした」と振り返った。

 元木氏は「言っちゃったよ(笑)」としながら、「でも、ジャイアンツには感謝しているし、ともに戦ってきた監督、コーチ、チームメート、スタッフの皆さんには感謝しているし、ジャイアンツにはありがたいなと思いました」と実感を込めた。

 89年ドラフト1位でダイエーから指名を受けたが、巨人入りを熱望して拒否。浪人して実現した巨人入団だっただけに「本当にユニホームを脱いだとき、ジャイアンツで良かったなと。1年待って入って。苦しい思いもしたけど、野球の技術も落ちたと思うけど、やっててよかったな、続けて良かったなと思うし、何にも後悔ないですね」とうなずいた。

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