DeNA バウアーが8回1失点で2年ぶりNPB勝利!中4日で来日最多129球の熱投 八回ピンチ切り抜け雄たけび「九回も行きたかった」

 「DeNA2-1広島」(27日、横浜スタジアム)

 DeNAは今季初の同一カード3連勝。借金を「3」に減らした。

 今季初めて中4日で先発したバウアーは、8回1失点。八回に1死三塁のピンチを招いたが、連続三振で切り抜け雄たけび。本拠地は盛大なバウアーコールに包まれ、今季4度目の登板で復帰後初勝利を挙げた。

 バウアーは大歓声を浴び「ベイスターズファンのみなさんの前でピッチングできることを待ち望んでいた」と語り、「欲を言えば九回もいきたかった。伊勢選手が締めてくれて感謝しています」。八回のピンチは「あの場面がヤマ場だった。ランナーを絶対にかえしたくない」と気迫で切り抜けて見せた。

 初回に1死一、三塁から三走・羽月の本盗を許し1点先制を献上したが、その後は自身の投球を崩さず。150キロ台の直球にスライダー、ナックルカーブを交え広島打線を封じた。そんな右腕を味方打線も援護し、四回に佐野の2点適時打で逆転に成功した。

 お立ち台で佐野は「自分のスイングをしようと思った。本当にいいところに転がってくれた」とコメント。バウアーについて「守ってる方も気迫が伝わった。素晴らしいピッチングだった」とたたえた。

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