東京六大学野球で「魚雷バット」初使用 早大・小沢が適時二塁打 「振り抜きやすい」いきなり効果

 「東京六大学野球、早大11-0法大」(26日、神宮球場)

 1回戦2試合が行われ、早大が11-0で法大に快勝した。主将の小沢周平内野手(4年・健大高崎)が、米大リーグから広まり、アマ球界でも16日に使用が認められた「魚雷バット」を東京六大学リーグで初めて使用。ダメ押しの適時打を放ち結果を残した。明大は3-2で慶大にサヨナラ勝ちした。

 新たな風は吹くのか-。東京六大学で「魚雷バット」が初めて使用された。小沢は「調子が悪かったので何か変えようと思った」と新相棒を手に打席へ。6-0の七回1死一塁で左翼線へ適時二塁打を放ち、効果を実感した。

 チームに支給された魚雷バットを試した中でフィットしたものを個別に取り寄せ、2日前に到着。実戦で使用するのは初めてだといい「振り抜きやすい。芯が下にあるのでスイングスピードが上がる気がします。マッチしたので明日も使いたい」と手応えを明かした。

 一方で「外角の球がバットの先っぽになる」とデメリットも織り込み済みだ。小宮山悟監督(59)は「使いたいやつは試していい」としつつ「過去に金属バットで同じ形状のものが出ていたが広まっていないということは、どこか使い勝手が悪いということでしょう」と分析。新バットが大学球界にも影響を及ぼすのか注目だ。

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