日本でも「父親リスト」導入要望へ 選手会「いろいろ調べた上で提案できれば」
日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は21日、ドジャース・大谷が利用して話題になったメジャーの「父親リスト」について、日本球界にも導入するよう、日本野球機構(NPB)側に訴えかけていく考えを示した。
選手会は2021年の事務折衝で、産休や忌引にあたる慶弔特例を申し入れたことがあるが、実現はしていない。森事務局長は「お願いしたいと思います。再度いろいろと調べた上で、提案できれば」と話した。過去に球団側から「選手から言ってきたらそうしたりしている」という趣旨の話を聞いたといい、「だったら、制度にしたらと思います」と続けた。
大谷が利用して話題になった「父親リスト」とは、米大リーグが11年に導入した産休制度。選手は最長3日間、出場登録から外れ、他の選手の登録が可能になる。




