ロッテ 山本がプロ1号決勝3ラン 田中晴に「絶対打つ」有言実行に「良かった。ビッグマウスで終わらなくて」
「ロッテ4-0日本ハム」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが連敗を4で止めた。先発の田中晴は自己最長の7回、自己最多の95球を投げて2安打無失点。今季初勝利を挙げた。打線は0-0の六回に山本がプロ1号決勝3ラン、八回には中村奨の1号ソロで突き放した。
六回、1死一、二塁。山本は代わったばかりの2番手・杉浦の初球、真ん中外よりの134キロカットボールを捉えた。左翼席へプロ1号先制3ランとし、好投の田中晴に3点をプレゼント。両腕でバットを高く掲げて喜びを表現した。
「真っ直ぐを打ちにいって、とにかく泥臭く食らいつこうと思っていた。うまく引っかかった」と振り返った。打席に入る前に、田中晴に「絶対打つ」と宣言。有言実行の一打に「良かったです、ビッグマウスで終わらなくて」と笑った。
昨季は2軍で本塁打、打点の2冠ながら1軍では結果を残せなかった。今季も2軍で結果を残し、12日に昇格。「チームの流れを変えるくらいのバッティングしてやろう」と今年こその決意で臨んだ。前夜は右前適時打を放ちプロ入り初打点。そしてこの日は連敗を止めるプロ1号。プロ入り初のお立ち台で「もう毎試合、ダイナマイト爆発させたいです」と約束した。




