ヤクルト・山野“悪天候男”ぶり発揮 今年まさか3度目「仕方ない」 聖地デビューお預けも手応え投球
「阪神(降雨ノーゲーム)ヤクルト」(10日、甲子園球場)
プロでの甲子園デビューは、幻に終わった。無念の降雨によるノーゲーム。先発したヤクルト・山野にとって、自身が登板予定の試合はオープン戦を含めて今年3度目の“中止”だった。5年目左腕は「仕方ないです」と苦い顔だった。
序盤に“悪天候男”ぶりを発揮するとは…。雨が降り続け、スタンドの多くのファンがカッパを着ながら応援していた。迎えた三回の攻撃。1死後に山野が空振り三振に倒れた直後に中断となりノーゲームが決まった。
高川学園3年夏の甲子園に出場しているが、プロ入り後、聖地での公式戦登板はなかった。この日は「真っすぐもしっかりコントロールできていた。球威もありました」と直球に手応えを口にしていただけに歯がゆい。
左腕が登板予定のオープン戦は3月12日・楽天戦(静岡)が雨天のため、同19日・阪神戦(神宮)は降雪など天候不良のため2試合連続で中止となっていた。次回登板は「(雨が)降らなければどこでもいいです」と苦笑いを浮かべるしかなかった。





