ヤクルトが劇的サヨナラ勝ち 本拠地開幕戦、今季4戦目で初勝利 延長10回に丸山和が劇打 つば九郎不在の開幕戦で白星届ける

10回、サヨナラ安打を放ち祝福される丸山和(中央)=撮影・園田高夫
8回、走者一掃の同点二塁打を放ち、喜ぶ古賀。送球が乱れ三進する
つば九郎のぬいぐるみと戦況を見守るヤクルトナイン(撮影・園田高夫)
3枚

 「ヤクルト5-4広島」(2日、神宮球場)

 ヤクルトが劇的なサヨナラ勝ちで本拠地開幕戦を飾り、今季初勝利をあげた。

 3点ビハインドの八回に、広島のセットアッパー・ハーンを攻め、2死満塁から古賀が走者一掃の3点適時二塁打。試合を振りだしに戻した。

 十回に1死満塁のピンチを背負ったが、5番手木沢が凌いで無失点で切り抜けると、直後に丸山和が広島6番手の塹江から劇打を放った。

 この日、開幕セレモニーでは東海大付属高輪台高の吹奏楽部によるマーチングで「We Are The Swallows」の曲になると、学生たちが一糸乱れぬ行進で「2896」の人文字が作り上げられた。2月に長年勤めてきた担当者が亡くなったことが発表され、現在は活動休止となっている球団マスコット「つば九郎」に捧げる人文字がファンの涙を誘った。セレモニーや試合間のイベントでははつば九郎の妹、つばみが盛り上げた。つば九郎不在の神宮開幕戦をチーム一丸で勝利で飾った。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス