「西武５－７日本ハム」（３０日、ベルーナドーム）

　日本ハムが１９６２年以来、６３年ぶりの開幕３連勝（引き分けを挟むと８０年以来）を飾った。

　新庄監督が期待を込めて新４番に据えている野村が、２本塁打を含む３安打６打点の大暴れ。昨秋に指名した開幕投手・金村の完封勝利に続いて、野村も期待に応えた。

　新庄監督の主な一問一答は以下。

－野村君が活躍。

「最高にいいものを見せてもらったとベンチで思いながら。最初のツーベースが一番。初回の４番が最初に点取れるかというところで打つ、あれは嬉しかった」

－本塁打２本目は丸印を作っていた（今季は二塁打狙いの打撃を指示しているため、一本目はバツ印）。

「バツしてどうもすみませんでした！（報道陣爆笑）っていうくらい綺麗かったね」

－求めているような姿だったか。

「ホームランは狙ってないと思いますよ。あの（初回の二塁打の）イメージで、たぶん、２・８ミリボールの下をちょっと打てた。真っすぐをホームランを打って、そのあとカットボール？それを一緒のようなスイングで打つんだから大したもんですよ」

－４番に指名した時からこれくらいやると想像していたか。

「当たりすぎて怖い。金村くんと野村くん。だったら全員、名前を挙げとけば良かった。全部当たる。予知がある、僕には（笑）」

－予想以上か。

「もうちょっと手こずる方が楽しみが増えたけど（笑）。きょうの活躍でさらに３、４段階バーンと上がる可能性が出てきた試合だった。相手が高橋君だったから特に」

－レイエスもすごい（３安打猛打賞で打率・５４５）

「簡単に打ちますね。多分、あの１０００万くらいするネックレスが良かったんじゃないかな（笑）。あの重さが重心をね」

－開幕３連勝は最高のスタート。

「これは予想通り（笑）。（本拠地開幕戦の先発）伊藤君にはプレッシャーはかけたと思います（笑）。間違いない。先発投手が最初の登板で勝ちをつけてくれたら、勢いに乗れると思う」

－開幕３連勝は６３年ぶり。

「いいってそういうのは。全然興味がない。過去のことは僕、興味ないんで。調べて書いてください（笑）」