楽天・辛島がベテランの味 4回途中で7被安打も1失点の粘投で19年以来の開幕ローテーション入りへ
「オープン戦、中日-楽天」(23日、バンテリンドーム)
楽天の先発・辛島が、4回途中までで7安打を許しながらも1失点の粘投。開幕3戦目へ向けて最後の調整を終えた。
立ち上がりから自身のミスなどもあって、無死一、二塁のピンチを背負ったが、4番・石川昂を併殺打に打ち取るなど無失点のスタート。二回には単打3本で2死満塁のピンチを招き、岡林に中前適時打を浴びるが、後続は抑えた。三回にも4番・石川昂をこの日2度目の併殺打に打ち取るなど無失点で切り抜け、四回2死からストレートの四球を出したところで降板。58球だった。
辛島はオープン戦3試合目の登板で初失点。いずれもベテランらしい粘りを見せ、アピールを続けてきた。今後は中6日で30日の開幕3戦目、オリックス戦に向かう見込み。辛島が開幕ローテーション入りするのは19年以来、6年ぶり。
この日の登板を終えて、「ヒットはいっぱい打たれましたけど、1点だったのはよかった。打たれた球は高かった。追い込むまではよかったんですけど、そういうところを修正したい」と話した。





