巨人・阿部監督 井上温大にカミナリ「試している分際じゃない」4回7安打4失点に「捕手が大変だった。配球になんない」
「オープン戦、ソフトバンク4-4巨人」(11日、長崎ビッグNスタジアム)
巨人・阿部慎之助監督は先発した井上温大投手について「スライダーが操れていなかったから。捕手が大変だった。配球になんない」と厳しく指摘した。
開幕2カード目の初戦を託す考えを示していた指揮官。だがこの日は4回7安打4失点。毎回安打を浴びてしまった。いといろ試しているか?の問いには「試している分際じゃない」とばっさり斬り捨てた。
昨年も公式戦中にボール球要求のサインで明らかに抜いたようなボールを投げてしまい、阿部監督から「10年早い」と一喝されていた左腕。それをバネに飛躍を果たしていただけに、今回も開幕へ向けて厳しい指摘をバネにできるかがポイントになる。
野手のアピールについては「細かいところのミスが多かった。そういうミスをしているようでは」と指揮官。「メジャーくらいからガチンコで行くと公言しているし。2軍に降格させたりという作業が出てくる」と絞り込み作業を本格化させる考えを明かした。





