侍ジャパン・常広 締めた完璧3人斬り「何としてもゼロで抑えたい気持ちでした」「これからも自分らしくいきたい」
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025、日本代表5-0オランダ代表」(5日、京セラドーム大阪)
野球日本代表「侍ジャパン」は5日、京セラドームでオランダ代表との強化試合第1戦に5-0で勝利した。広島からはいずれもトップチーム初選出の塹江敦哉投手(28)、矢野雅哉内野手(26)、常広羽也斗投手(23)が出場した。
危なげなくアウトを重ね、試合を締めくくった。九回から登板した常広が1回を無安打無失点。「何としてもゼロで抑えたい気持ちでした」と闘志を燃やし、完封リレーを実現させた。
登板前のブルペンから「直球の走りは悪くなかった」と話した通り、先頭は150キロで左飛に打ち取った。左の強打者・グレゴリアスも直球で中飛に仕留めると、最後も中飛。打者3人を完璧に抑え、スコアボードに「0」を刻んだ。
昨年プロ初勝利を挙げたばかりだが、実績ある選手たちとともにトップチーム初選出。「評価をしてくれた人がいるということが自信にもなる。これからも自分らしくいきたい」と謙虚に受け止めていた。
貴重な経験を経て「シーズンにつなげていけるように」と誓いを新たにした。