ヤクルト・村上 東京ドームのG党騒然1号 右翼席上段に着弾「少しホッとしてます」
「オープン戦、巨人6-5ヤクルト」(1日、東京ドーム)
一撃で敵地を黙らせた。ヤクルト・村上宗隆内野手が今年の実戦1号となる豪快な2ランをかっ飛ばした。「早い段階でこうして一本出た。少しホッとしてます」と静かな口調で語った。
3点を追う四回1死一塁。山崎のカットボールをすくい上げるように捉える。滞空時間の長い飛球だった。確信したように歩を進める。打球は右翼席上段に着弾。特大のアーチに東京ドームのスタンドは騒然となった。
昨年12月に右肘関節鏡視下クリーニング手術を受けた影響でキャンプは2軍スタートだったが、2月中旬に1軍に合流。順調な仕上がりを見せてきた。3月に入り「まだオープン戦も打席がたくさんある。その中でもっともっといい打席を送れれば」と抜かりなく準備を進める。
開幕カードで対決するライバルを粉砕し「相手に嫌だなと思ってもらえるようにしていきたい」と意気込む。今季終了後にポスティングシステムを使っての大リーグ挑戦を公言している主砲。日本ラストイヤー。開幕を見据えた中、上々のスタートを切った。





