日本ハムが台湾入り 3月1日から2連戦へ 新庄監督「真っ向勝負」宣言
日本ハムは27日、台湾で行われる3月1日の統一戦、2日の中信戦(ともに台北ドーム)に向け、沖縄から現地に入った。桃園国際空港では約100人が待ち受け。新庄剛志監督(53)は花束を贈られ、熱烈歓迎するファンと笑顔でハイタッチするひと幕もあった。
指揮官にとって初めての台湾。異国を満喫できない悩ましい事情も告白した。エビやカニへのアレルギーがあるため、海鮮だけでなく、さまざまな現地の美味にも及び腰。「食事はちょっと怖いです」と残念がった。
台北ドームでの練習では、客席の白さに反応した。「外野からしたらたまらん。ボールと重なっちゃう」と見えづらさを指摘。ただ、人工芝やラバーの柔らかさは歓迎し、市の中心にある立地は「すごい」と絶賛した。
3球団の監督と選手による会見では「日本ではめちゃくちゃな作戦をして『この監督、大丈夫か?』って言われるけど、台湾の試合では選手を信じて真っ向勝負で戦いたい」と“新庄節”で抱負。右脇腹痛で出遅れた台湾出身で新加入の古林睿煬の登板回避を明かして謝りつつ、台湾出身の育成右腕・孫易磊の統一戦先発を発表し、期待を込めた。



