巨人・阿部監督 陣容見えた!キャベッジ右翼で一塁は岡本 外野は中堅・丸、左翼・ヘルナンデス 平内は中継ぎへ
「巨人春季キャンプ」(25日、那覇)
巨人は25日、沖縄・那覇市での春季キャンプを打ち上げた。阿部慎之助監督(45)は約1カ月間のキャンプを経て、投打ともに配置転換を決断。シーズンへ向けたチーム作りが本格化してきた。
開幕まで約1カ月。激しい競争から“答え”が出始めた。まず先発ローテ争いをしていた西舘、又木の2軍行きが決定し、さらに平内が中継ぎへ配置転換。阿部監督は「先発にこだわるならばファーム。投げる場所がない。1軍にいたいならば中継ぎ」と選択肢を与え、平内は中継ぎに回ることを決断した。
野手では萩尾、佐々木、山瀬が2軍へ。キャンプで主に一塁を守った新外国人キャベッジを「ライトに専念させようと」と右翼に固定する。24日のオープン戦・ロッテ戦の初回に一塁ゴロを足ではじく失策を犯した守備力と「(性格は)繊細な部分があるから守備でストレスをかけたくない」と打撃力を生かすための負担軽減を選択した。
外野は中堅・丸、左翼・ヘルナンデスの見込み。左翼の練習もしてきた岡本と前日に話をしたと明かし「『昨日のキャベッジの守備を見ていたら僕が一塁だなと思った』って(笑)。それでお願いしますと(言った)」と明かした。
浅野らは1軍に残ったが「(出場は)だいぶ厳しいよ。重要なのは守備ができるかどうか」と阿部監督。チームの骨格を示しながら、開幕までのさらなる競争激化を求めた。





