日本ハムの二刀流ドラ1柴田 4月中旬以降に投手の実戦初登板へ 稲葉2軍監督が今後の起用方針明かす

 「日本ハム春季2軍キャンプ」(25日、国頭)

 最終日を迎え、練習後に達孝太投手の音頭による一本締めで、25日間のキャンプを打ち上げた。

 投打二刀流を視野に育成される柴田獅子(れお)投手(福岡大大濠)は、フリー打撃で21スイング。柵越えこそなかったものの、フェンス直撃の当たりを2本放ち、ケガなく初めてのキャンプを完走した。

 稲葉篤紀2軍監督は、イースタン・リーグなどでの柴田の起用方針について言及。まずは指名打者として出場させ、投手として実戦登板する時期を「4月の中旬、終わりぐらいをメドにしています」と明かした。高卒ルーキーということもあり「イニングというよりも、しっかり球数を決めてやっていくと思います」と、体への負担に注意を払う考えを示した。

 柴田は15日に行われた紅白戦で左中間への大飛球を放ち、打者としての高いポテンシャルをアピール。20日の阪神2軍との練習試合にも1打席限定で出場した。

 最速149キロ右腕としても期待される18歳は「本当に満足するぐらいのキャンプだった」と充実感たっぷり。座った捕手へのブルペン投球は1回のみだったが「だいぶいい感覚に戻っている。ピッチングは順調」と手応えを口にした。投手としての実戦デビューのメドを知ると「4月中旬ですか?覚えておきます。しっかり調整します」と笑みを浮かべ、心待ちにした。

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