オリックス・岸田監督 就任1年目春季C打ち上げ「競争して、まとまってきている」 MVPはドラ4山中
「オリックス春季キャンプ」(24日、宮崎)
オリックス・岸田護監督(43)が就任1年目の春季キャンプを打ち上げ、手応えを示した。山岡のオンラインカジノ利用によるコンプライアンス違反の判明などで揺れた一方、チームの団結力を実感。「(雰囲気は)明るくできていますし、競争して、まとまってきている」とうなずいた。
充実感がにじんでいた。チームを率いて初の春季キャンプ。“野球外”での騒動も起きたが、野手主将の頓宮が練習などで先頭に立つ、頼もしい姿を目の当たりにした。「すごく声を出して引っ張るぞという(姿勢)」に心配はしていない。
今キャンプMVPに実戦5試合で打率6割のドラフト4位・山中(三菱重工East)を指名。あえて悩まされた点を挙げるなら気温の低さが影響したリリーフ陣の調整具合。「(シーズンは)全員で勝ち上がっていきたい」。引き続き開幕までにチームを仕上げていく。


