巨人・田中将大「不安でしたけど」OP戦初登板で1回無失点&最速145キロ 久保Cの魔改造に手応え「明らかに変わってる」

 「オープン戦、巨人1-2ロッテ」(24日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 巨人の田中将大投手がオープン戦初登板。1回を無安打無失点に抑え「ほっとしました。その一言に尽きます」と安堵の色をにじませた。

 先頭こそキャベッジのエラーで出塁させたが、続くソトを外角変化球で遊ゴロ併殺打に仕留めた。最後は山本を内角球で詰まらせて打ち取り、3人で予定の1イニングを終えた。

 この日は13・5度、風速9メートルという厳しいコンディション。それでも直球の最速は145キロを計測した。低めに集まるボールも多く「(出力が)上がっててよかったです。不安でしたけど」と率直な心境を吐露し「まだ1イニングですし。しっかりと少ない球数でゾーン内に投げて打ち取れたことはよかったです」と手応えを口にする。

 宮崎キャンプから久保コーチと取り組んできたフォーム改良は「キャンプ序盤は意識付けのために大げさにやってきましたけど。マウンドから投げる、実戦の中で合わせていかないといけない。見た目に大きく違いは感じないかもしれないけど、感覚的な部分で明らかに変わってる。そこはすごく大きい」と手応えをにじませた右腕。「自分のやることをやって。若い選手の勢いに負けないように、僕も勢いにのっていきたい」と開幕ローテ争いを見据える。

 移籍後初登板で「緊張感はありましたよ」と語った田中将。17日のシート打撃では球速が伸びず、次の実戦登板へ向けて「スピードがすべてではないですけど、意識としてフォーカスしてやりたい」と出力を上げることをテーマに取り組んできた。

 最速145キロでアウトローにきれいに決まるボールもあった。「ゲームの中で緊張感がある中で出せたかな」と納得のコメントを残した田中将。「2月中に1試合投げたいとは言ってきたので。予定通り投げることができて、ホッとして帰ることができるなと思います」と明かして報道陣を笑わせていた。

 指導する久保コーチは「順調です」「上がってきてます」と印象を語った。ベンチでハイタッチをかわし「もちろん2月の1日からやってきたこと、最初は大きく自分の違う感覚が入ってきたんだろうけど、今は自分のできる感覚と織り交ぜながら作っているように見える」と分析。ただ「もっと能力的には高いので。求めるところはもう少し。本当に折衷案でどういうところをはっきり取り込んでいくか。そこがもう一つ、がちっとハマるにはもう少し時間が必要」とも語った。

 試合は1-1の八回に平内が1死満塁からストレートの押し出し四球を与えて決勝点を献上。オープン戦連敗となった。

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