国士舘大・宇田川 兄のオリックス・優希と同じ舞台へ「コツコツ」新入生初練習
東都大学野球2部リーグ・国士舘大の新入生が21日、東京都町田市内のグラウンドで初練習を行い、川口市立の最速145キロ右腕・宇田川健投手(3年)が参加した。兄は23年WBC戦士のオリックス・優希。「1部昇格を目指すチームの中で大事な存在になれるように」と決意を語った。
自身が高校1年時に川口市立の総監督だった長井監督を師事し同大学へ。武器は直球と兄直伝のフォークで、大学では球速アップも目指す。「大事な場面で三振がとれる強気な投球がしたい。自分より体が大きかったり強豪校から入ってきてたりする同期の中で、少しでも多くアピールできるように」と力を込めた。
目標は兄と同じ舞台に立つことだ。「コツコツ努力していれば、お互い理想の道に進めると信じ合っていると思う」。高校時代の優希をしのぐ恵まれた体格の持ち主。4年間で大きな成長曲線を描く。
◆宇田川 健(うだがわ・たける)2007年2月22日、18歳。埼玉県越谷市出身。186センチ、85キロ。右投げ右打ちの投手。最速145キロ。宮本小1年時に宮本ジャイアンツで野球を始め、越谷西中では軟式野球部に所属。川口市立では1年夏からベンチ入り。50メートル走6秒2、遠投100メートル。球種はカーブ、カットボール、フォーク。




