日本ハム ケガ防止へフェンス際の捕球練習 前日試合で中日・樋口が緊急搬送
「日本ハム春季キャンプ」(19日、名護)
負傷のリスク回避へ、日本ハム外野手陣がフェンス際の捕球練習に取り組んだ。森本外野守備走塁コーチが投げたボールをキャッチしながらフェンスのラバーにドスン。できるだけ無理のない体勢を確認した。
相手キャンプ地の北谷で行われた前日の練習試合で、中日・樋口が左翼守備で外野フェンスに激突し、救急搬送されていた。試合後、新庄監督は硬かったラバーの危険性を指摘し、敵地の施設改善を要望。この日の練習前には、自軍キャンプ地のフェンスのラバーに手をやり、再確認していた。
フェンス際の捕球練習は、例年キャンプ中に1度は実施。森本コーチは、前日のアクシデントとの関連性について「それもあったと思います。ボスも『やってくれ』って言っていたので」と、新庄監督の指示があったことを明かした。
練習に参加した今川は「ケガしないことが一番。当たり方ですね。足を出してしまうと足首とかケガするので、足を出さないように体で当たりにいく練習」とポイントを説明。前日に樋口の負傷を目の当たりにしただけに「明日はわが身というか、気をつけなきゃいけない」と実感を込めた。



