ヤクルト・石川 打者12人に無安打好投 キャンプ初シート打撃に登板 球界最年長、目標の開幕投手へ前進
「ヤクルト春季キャンプ」(19日、浦添)
レジェンドが躍動した。ヤクルト・石川雅規投手(45)が今キャンプ初のシート打撃に登板。打者12人に対して無安打、2奪三振、1四球。球界最年長左腕が目標に掲げる開幕投手に向けて、また猛アピールした。
「根気強く低めに投げられた。ファウルを取れたりはできたので、いい段階を踏めたかなというところはあります」。直球、変化球の制球力と緩急でバットの芯を外す幻惑投球を披露。村上に対してはタイミングを外して左飛に仕留め、真骨頂を発揮した。
高津監督は「体が元気な状態でここまで順調にきている」と目を細めて何度もうなずく。45歳になった左腕は、心も体もまだまだ若い。実現すれば史上最年長となる開幕投手についても「何歳になっても先発やっている以上、目指すのがすごく大事」と強い意欲を示し、ミッションを設定し自らを奮い立たせている。
「ゲームに入った時にしっかりとできるようにやっていきたい」。さらに精度を上げ、大役をつかみ取りにいく。





