巨人・田中将のこの日最速は「142か3キロ」と久保コーチ 今キャンプ初のシート打撃登板 「まだバタバタしていた」と右腕

 「巨人春季キャンプ」(17日、那覇)

 復活を目指す田中将大投手が今キャンプ初めてシート打撃に登板。坂本勇人内野手を含む主力打者4人に対し、計8打席で2安打、1四球、1奪三振だった。

 1巡目の2人目で小学生時代のチームメートだった坂本と対戦。初球の外角ストレートで遊ゴロに仕留めた。2巡目に入り、吉川との対戦では低めの変化球で空振り三振に仕留め、ネット裏の首脳陣が拍手するシーンもあった。

 練習後、田中将は「まずきょう、このステップを踏めたことがよかった。無事に終わった。打者に向かって投げられてよかった」と振り返った。久保巡回投手コーチと取り組むフォーム改善が「打者に向かってできるかどうか」がこの日のテーマ。「まだ映像を見返してないので何とも言えないが。もう少し思うように動かせたら。打者相手に投げるのは初めてで力みもあった。力みが出てくるのが悪くはないが、まだまだバタバタしていた。次のステップでは改善して落ち着いて投げたい」と自己評価した。

 登板後は久保コーチと会話する場面もあったが、内容については「久保さんに聞いてください」。久保コーチによると、この日の最速は「142、3キロ」だったという。

 坂本との対戦では球場も大いに沸いた。「楽しんでもらえるならそれが一番なんで」としたが「でもお互いそこじゃないんで。意識は当然あったと思いますが、お互いに調整のまだ最初の段階なので、それがどうこうではない」と振り返った。

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