中日・涌井、プロ21年目の調整 「打者に投げられたのは上出来」

 21年目のベテランは泰然自若だ。中日の涌井が16日、沖縄のキャンプでシート打撃に初登板。打者11人に計31球を投げ、捉えられた球もあったが「この時期に打者相手に投げられただけで上出来」と涼しげな表情で話した。

 通算162勝を誇るかつての沢村賞投手は、2月の過ごし方を確立している。キャンプ序盤は徹底的に投げ込み。連日ブルペンに入り、時には100球以上投げて投球フォームを固める。今年は例年と比べて気温が低く「強度を上げた練習が難しかった」と調整はゆっくりだ。この日、小さく曲がる球で主力の細川、福永らを内野ゴロに打ち取った。「ピークは2月じゃない。徐々に上げる」と足元を見つめた。

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