生粋の虎党の日本ハム・水谷 藤川監督にパイナップルパフォ見せる 虎が結んだ縁!感謝の「Pポーズ」さく裂だ
日本ハム・水谷瞬外野手(23)が10日、1軍キャンプ地の沖縄県名護市にある観光施設「ナゴパイナップルパーク」初のアンバサダーに就任した。移籍1年目の昨季、97試合に出場したホープは幼少期、阪神の沖縄・宜野座キャンプに通うなど生粋の虎党だったことを告白。藤川球児監督(44)の大ファンだったと明かし、6月に行われる阪神との交流戦でパイナップルパフォーマンスを誓った。
黄色の法被に身を包み、水谷はうれしそうに両手でパイナップルを持った。夢だった「ナゴパイナップルパーク」のアンバサダーに就任し、決意を新たにした。「(パイナップルパワーで)20本塁打を目指していきたい」。感謝の「Pポーズ」?さく裂に期待を抱かせた。
水谷は終始楽しそうな表情を見せ、15年前を思い返していた。当時小学生だった野球少年は大の阪神ファン。毎年、キャンプ地のある宜野座を訪れていたといい、その際に同施設へ立ち寄った。「こういうご縁で帰ってこられた」と喜びを隠さず。同施設の関係者に「パッパ ダンス」の振り付けから本塁打パフォーマンスの採用をおねだりされる場面もあった。
この要望に、水谷も「Pポーズなのか、ダンスの一部なのか分からないですけど、何か使えたら」と快諾。中でも憧れだった藤川監督と“再会”できる阪神戦に胸を高鳴らせ、「現役時代は2軍で打者2人足らずに対戦することができなかった。監督さんなので直接的な対戦ではないけど、阪神戦で何かできたらうれしい」とパフォーマンスを予告した。
昨年6月14日の巨人戦(エスコン)では同施設のテーマソング「パッパ パイナップル!」を登場曲に使用し、戸郷からホームランを打つなど活躍。有言実行でアンバサダー就任を現実にした。「前年のいい報告と『今年またやるぞ』という新しい気持ちで来させてもらうために毎年結果を残したい」。使命感を持ち、ここから成熟していく。





