ロッテ・ドラ2宮崎 バットでアピール 振ること意識の3安打 栗原コーチ「長打力あるし楽しみ」
「ロッテ春季キャンプ」(8日、石垣島)
ロッテのドラフト2位の宮崎竜成内野手(24)=ヤマハ=がバットでアピールだ。実戦形式の打撃練習(ライブBP)で、8スイング中、右翼線二塁打を含む3安打を放った。
「自分から仕掛けて振っていった中で、どういう反応が出るかっていうのを確かめるために、まず振ることを意識しました」と、この日のテーマを明かす。結果は出たが「ちょっと差され気味だった」と反省。全体練習後は室内で1時間半、黙々と打ち込んで修正した。
栗原打撃コーチは「広角に打てるし、対左でも苦にしない。長打力もあるし楽しみ」と評価した。11日の紅白戦ではドラフト1位・西川(青学大)とともに上位打戦で起用予定。「プロのピッチャーにどれだけ対応できるか見てみたい」と、多くの打席数を与える考えを示した。
◇宮崎 竜成(みやざき・りゅうせい)2000年12月9日生まれ、24歳。徳島県出身。173センチ、90キロ。右投げ左打ち。創志学園高、立命大、ヤマハを経て24年度ドラフト2位でロッテ入団。高校2年春と3年夏に甲子園出場。50メートル5秒台の俊足で走攻守そろった二塁手。母はアトランタ五輪のソフトボール日本代表。