中日 15キロ超大減量の中田翔がキャンプ合流 ほおもこけ、足も細くなった印象に

 「中日春季キャンプ」(6日、北谷)

 中日・中田翔内野手(35)が1軍キャンプに合流した。S班となった中田はこれまで、名古屋で調整を行ってきた。

 オフ期間中に115キロから約15キロの大減量に成功したことを明かしていたが、ほおがこけて足も細くなった印象。茶髪、髭も蓄えた姿で球場入りの際は「朝早いよ~」と報道陣を笑わせたが、引き締まった表情、精悍(せいかん)な体つきになっていた。

 ウォーミングアップ、ノックも受けた後、初のフリー打撃では快音。徐々に力を入れながら、トータル37スイングで4本の柵越えも披露した。

 中田は「まだ1日目なので緊張感もありましたし、体の張り感も抜けていないところもある。3日目、4日目は鋭い当たりも打てると思います」としながら、「打球の質、去年より速い打球が打てているんじゃないかなと思う。去年は常に腰の違和感を感じながらやっていたが今年は今のところ、それが全くない」と減量効果も口にした。

 巨人から加入したプロ17年目の昨季は右脚や腰を痛め、不振にあえいだ。出場62試合で打率・217、4本塁打、21打点。球界屈指のスラッガーは、今季の完全復活を期している。

 朝8時過ぎの段階でテレビカメラ6台、約20人の報道陣が球場入り口で待ち受け、注目度の高さをうかがわせた。中田翔の球場入り前に、車で登場した松中打撃統括コーチは「中田は(まだ)いないよ」とジョークを飛ばした。またバスで球場入りした柳は「中田翔さんじゃありません」と笑みを浮かべて笑わせていた。

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