ヤクルト・村上 26年WBC直訴「日の丸に対する思い強い」 メジャー移籍1年目でも侍・井端監督に「出たい」

 ヤクルト・村上(右)と握手する侍ジャパン・井端監督
 WBC決勝で同点ソロを放つ村上=23年3月21日、マイアミ
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 「ヤクルト2軍春季キャンプ」(5日、西都)

 宮崎県西都市での2軍キャンプで調整中のヤクルト・村上宗隆内野手(25)が5日、26年WBCに日本代表として出場することを熱望した。今季終了後にポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を目指しており、26年は移籍1年目となるが、大会連覇を狙う侍ジャパンの一員として、連覇のために貢献したいという熱い思いを激白した。

 日本の主砲が“おとこ気”を見せた。26年WBCでも日本代表のメンバーとして戦いたい-。村上は「日の丸に対しての思いは強い」と言葉に力を込めた。

 23年WBCに続く世界一連覇に向け、決意を新たにしたことだろう。この日、侍ジャパン・井端監督が2軍キャンプ地を異例の視察。村上は「遠いところにわざわざ足を運んでくださってすごくありがたい」と恐縮気味に語り、侍指揮官は“4番候補”のWBC出場志願に「ありがたいことです」と感謝の思いを言葉にした。

 村上は今季終了後にポスティングシステムで大リーグに挑戦すると公表している。WBCは26年3月に開催され、メジャー移籍1年目の選手が出場するにはハードルが高い。ただ本人は「僕は出たい気持ちはありますし、(井端監督にも)伝えている」と明かす。23年WBCで大リーグ移籍1年目のレッドソックス・吉田が栗山監督に出場を志願し、準決勝のメキシコ戦で同点3ランを放った記憶は新しく、同戦で逆転サヨナラ打、決勝の米国戦でも右翼への特大同点弾を放った村上への期待は大きい。

 3月のオランダ代表との強化試合への招集は見送られたが、11月に予定される強化試合は「出られるのであれば出たい」と意欲を示す。「まずはシーズンをしっかり戦えるように頑張りたい」。日本ラストイヤーの今季と、26年の大舞台に向けて強い決意を示した。

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