日本ハム・新庄監督「友貴哉くんでいいの?」侍最終候補入りに辛口エール 清宮イジリ忘れず 他球団の長岡&辰己を推薦
「日本ハム春季キャンプ」(3日、名護)
日本ハム・新庄剛志監督(53)が侍ジャパンの最終候補入りした自軍選手に辛口エールを送った。視察に訪れた侍ジャパンの井端監督に有望株を推薦。万波、水谷、河野、斎藤の4人が候補入りしたが、初めて名を連ねた斎藤については「友貴哉くんでいいの?って言った(笑)」とやりとりを明かした。
斎藤は阪神から移籍2年目の昨季、自己最多25試合に登板して、防御率1・71と飛躍。井端監督も「昨年終盤のボールは非常に速かった。本当に楽しみ」と期待した。それでも、ただ称賛はしないのが新庄監督。「ボールが変わったらどうかな。器用なピッチャーじゃないから。もしかしたらガンガン、ストライクが入るかも(笑)」とジョーク混じりに評価した。
一方で、他球団の選手も推薦。昨年は楽天・辰己の名を「精神的に結構やってくれるんじゃないかなと思って」伝えたことが、昨年11月のプレミア12での選出につながったと振り返り、今回もヤクルト・長岡とともに挙げたという。
また、プレミア12で結果を残せず、今回は候補に入らなかった清宮については「清宮くんは残念だったねと。きっちり外れてるじゃん」と恒例のイジリを忘れなかった。ただ、それも伸び盛りにある若手への期待の裏返し。「どの選手を選ぼうかっていう人数は、他の球団よりちょっと多いかもしれない」と手塩にかけた選手への愛情をにじませた。



