ソフトバンク・上沢 再起へ原点回帰 初ブルペン57球 ファンから声援も「すごくありがたい」
「ソフトバンク春季キャンプ」(2日、宮崎)
米球界を経てソフトバンクに新加入した上沢直之投手(30)がキャンプで初めてブルペン入りした。変化球を交えつつ57球。初の本格的な投球練習を終えて「競争に勝っていかないといけない立場。より良い状態に持っていくためにも、しっかりやっていけたら」と口元を引き締めた。
ゆったりとしたフォームから力強い球を投じた。米大リーグに挑戦した昨年、投球のバランスを崩していたことを踏まえて「そこを取り戻そうかなという感じ」と意図を明かした。投球を見守った小久保監督も「日本ハム時代に良かった時の独特の間合いだった」と評価した。
入団の経緯などから厳しい視線もある中、この日は約1時間、ファンのサインに応じた。活躍を期待する声には「すごくありがたい」と感謝。再び輝きを放つため、さらに調整のペースを上げていく。





