ロッテ・ドラ6立松 成果は体重9キロ増「少しは成長したんじゃないかな」キャンプでは捕手に重点、バイブルは「野村ノート」新人合同自主トレ打ち上げ

 キャッチャーミットを手にキャッチボールする立松
 キャッチャーミットでノックを受ける立松
 新人合同自主トレのメニューをこなす立松
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 ロッテが28日、さいたま市のロッテ浦和球場で新人合同自主トレを打ち上げた。ドラフト6位の立松由宇内野手(25)=日本生命=は「体重も無事に増え、少し成長したんじゃないかな。指名された時が76キロの、体脂肪が6パーセントぐらいやったんですけど、今、85キロぐらい」と9キロの増量を成果とした。

 日本生命時代はやらなかったウエートトレーニングが増量につながった。「ウエイトが(メニューに)ガツガツ入ってきたので、そのおかげでかわからないですけど」と分析。「投げる方では最後、指先のかかりとか結構いい感覚になったなっていう感じはあります」と話した。

 内野手登録だが、春季キャンプでは捕手としての練習に重点を置く。4年間在籍した日本生命時代は2年目まで正捕手。3年目から石伊雄太(24年ドラフト4位で中日入り)の加入もあり、打力を生かすために一塁を守った。本格的に捕手練習をするのは3年ぶりになる。

 「日本生命の正捕手をやってたっていう部分は少し自信に持ちながら、ファーストで、キャッチャーを客観的に見ることも多かったので、そういうことも生かしながら、ロッテでキャッチャーっていう風になったら、そこを生かしていきたい」と言う。

 捕手としてのバイブルは野村克也氏の「野村ノート」。立正大時代、当時の坂田精二郎監督がシダックス正捕手時代に野村氏の下でプレーしていたこともあり、在学中は間接的に野村氏の教えを学んできた。「1年生からベンチの隣に座って学んで、で。つぶやくんで、やっぱり。メモして。『お前これはこうだぞ』とか言われたのを4年間ひたすらやって学んでました」と振り返る。

 「野村ノート」の内容は「頭に入ってます」と言う。捕手に重点を置きながら野手としても練習するハードなキャンプ。それでも「大好きな球団で大好きな野球できてるんで、疲れは幸せです」と声を弾ませた。

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