オリックス・宮城 2億到達、4000万円増でサイン 規定投球回数届かず「悔しい」来季巻き返しへ
オリックスの宮城大弥投手(23)が4日、大阪市内の球団施設で契約交渉に臨み、4000万増の2億円で更改した。今季は左大胸筋の筋挫傷で離脱期間もあり、20試合登板で7勝9敗。4年連続2桁勝利を逃した左腕は、「来年はしっかりといい形で終われるようにしたい」と巻き返しを誓った。(金額は推定)
防御率1・91と安定していたが、「規定投球回数に届かなかったのが悔しい」と振り返る。先発した今季最終戦の楽天戦は七回降雨コールドとなり、規定投球回にあと1回1/3届かず、涙を流した。もうあんな思いはしたくない。
6年目の来季はドジャースで活躍する山本が昨年までつけた背番号「18」を受け継ぐ。2年連続で開幕投手を務める予定のシーズンに向けて、「常にチームの中心で引っ張りたい。勝ちたい時に勝てる投手、チームメートにいい影響を与えられるような投手を目指したい」と意欲をにじませた。