巨人・浅野 プロ初2番で大暴れ サイクル寸前!指揮官も絶賛の初猛打賞4安打 好調の要因に珍回答も
「巨人6-2中日」(24日、東京ドーム)
巨人で無限の可能性を秘めた19歳が大暴れした。決勝弾を含むプロ初の猛打賞など4安打2打点と躍動。浅野翔吾外野手は「最近いい形で打てている。あんまり焦らずに打席に立てている」と何度もうなずいた。
プロ初の2番での先発出場となったが「打順が変わっても自分がする仕事は変わらない」とベテランのように冷静に受け止め、迎えた初回の打席。柳のカットボールを捉え、左中間席に先制の2号ソロを運んだ。五回は左中間二塁打、六回は中前適時打を放った。八回1死一塁では左線にはじき返し、一走・丸が本塁でアウトになる間に三塁に到達したが、記録は二塁打だった。
サイクル安打は逃したが「全然頭になかった」と振り返り、阿部監督は「4本打てるんですから、それで満足してほしい」と最大級の評価だ。安打を量産した若武者は好調の要因として「2本目のヒットを打った後にトイレでトイレットペーパーを拾った」と珍回答。いつもゴミは「拾います」という日頃の行いの良さも、いい結果につながったのかもしれない。
12日に1軍再昇格となり、この日まで5試合連続安打と存在感を発揮している。「自分はレギュラーとして使ってもらっているわけじゃない。アピールしていたらチームも勝利につながってくると思う」。首位・広島も勝ったため2差は変わらず。逆転Vへ懸命なプレーでチームを勢いづける。