日本ハム・新庄監督“勝負の24試合”ホームでソフトバンク戦6試合「乗り越えたら素晴らしい終わり方に」
日本ハムの新庄剛志監督(52)が交流戦を終えてリーグ戦モードにスイッチを切り替えた。「これから、パ・リーグとの試合。本当にここからオールスターまでが勝負になってくる」とオールスターまでの24試合を“勝負”と位置づけた。
交流戦を負け越しで終えて、現在、2位ロッテとゲーム差なしの3位。首位ソフトバンクとは9ゲーム差に離され、逆に5位オリックスとは4ゲーム差に詰められた。それでも、下を見ずに上を目指していく。
残り24試合のうち、首位ソフトバンクとは3連戦2度の6試合が組まれている。いずれも18勝10敗2分と相性のいいホーム・エスコンでの週末開催だ。リーグ戦再開となる21日の楽天戦は山崎が先発。以降、週末のカード頭を任せる。今季3試合に登板し2勝0敗、防御率1・80と相性抜群のソフトバンク戦も2試合に先発させる。
ソフトバンク戦は5月6日からの敵地3連戦では3連敗を喫した。「ポイントの1つとしては大事でしたね。この3連戦。まあ下向くことはないっす」と話していた指揮官。福岡の借りは北海道でまとめて返す思い。「ここを乗り越えたら、素晴らしい終わり方になると思うので、やっていきます」。球宴までのソフトバンク戦6試合を含む“勝負の24試合”。ここをクリアした先のしびれる戦いを見据えた。