楽天 連敗が6でストップ今江監督「タフな形ですけど、一つ大きい勝利」

 ベンチで考え込む今江監督(撮影・金田祐二)
 連敗を止めマスコットと喜ぶ今江監督(撮影・金田祐二)
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 「楽天3-2日本ハム」(26日、楽天モバイルパーク)

 楽天はロースコアの接戦を制し連敗を6で止めた。今江敏晃監督は「連敗しているときの1点差で守るのは、タフな形なんですけど、みんなでカバーし合って勝てたというのは一つ大きい勝利」と振り返った。

 組み替えた打線が序盤に機能した。1点を先制された直後の初回、14試合ぶりの2番起用となった小深田が、四球を選ぶなどチャンスを広げ、浅村の犠飛ですかさず追いついた。さらに三回には小深田が勝ち越しの適時三塁打を放ち、リードを奪った。指揮官は「試行錯誤して、何とか一つ勝てるようにと思って全員がやっている。うちの野球は足を使っていくので、相手にプレッシャーをかけられるように」と組み替えの意図について明かした。

 先発の岸は粘り強い投球で6回2失点。今季2勝目で通算160勝目となった。「粘り強く投げてるけど、なかなか援護ができていなかった。今日は勝ちをつけられたのは非常によかった」と語った。交流戦前、最後の試合をなんとか一丸でものにし連敗ストップ。「一つ勝つことの難しさを感じるし、まだ力をつけていかないと、厳しい戦いが続くなと思った。交流戦で、また大きな流れが変わってくると思うので、しっかり戦っていきたい」と力を込めた。

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