日本ハム 2年ぶり6連勝はならず 初回4点奪うも痛恨逆転負け 新庄監督悔し「4点守り切れんかぁ~」 4番手斎藤に指摘「もう1回ファームで修行」

 6回、連続タイムリーで逆転され降板したロドリゲス(中央)=撮影・開出牧
 6回途中で降板しナインに迎えられる加藤貴(14)=撮影・開出牧
 6回、投手交代を告げベンチで意気消沈の新庄監督(撮影・開出牧)
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 「ロッテ6-4日本ハム」(18日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムが逆転負けを喫し2年ぶりの6連勝を逃した。

 攻撃陣は初回にいきなりの4点を奪う猛攻を見せた。先頭打者から3連打で無死満塁とすると、4番・マルティネスの左犠飛で1点を先制した。なおも1死一、二塁から万波の左越え適時二塁打で1点を追加。続く田宮が1死二、三塁から三塁強襲の適時打で2点を奪った。打線は四回無死一、二塁で水野が送りバントを失敗し、続く野村が二ゴロ併殺打に倒れる拙攻もあり、追加点を奪えなかった。

 投手陣が安定感を欠き、ジワジワと失点を喫し六回に逆転を許した。4-2の六回、先発・加藤貴が石川慎にソロを浴びて1点差に迫られると1死後、ベンチを出た新庄監督が投手交代を決断した。加藤貴は5回1/3を9安打3失点で降板した。ベンチは2番手にロドリゲスを投入したが、これが裏目に出た。2死二塁のピンチを招くと、小川に中前適時打を打たれた同点とされた。さらに2死二塁から荻野に左前適時打を浴びて勝ち越しを許した。

 試合後、新庄監督は「4点、守りきれんかぁ~」と悔恨。「これまで中継ぎの投手たちがほとんど点を取られなくて、これからどう切り替えられるか」と、前を向いた。ただ、4番手で登板し、1失点だった斎藤友貴哉については「斎藤くんはもう1回ファームで修行してもらって。いい真っすぐあるのにフォークボールでね。真っすぐいってほしいなって思うんですけどね。158キロ。もったいない。真っすぐを磨きに1回」と、指摘した。

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