オリックス 5戦ぶり「2点の壁」突破も今季2度目の4連敗 頓宮2軍へ、昇格太田の躍動実らず

 「オリックス3-5楽天」(17日、京セラドーム大阪)

 オリックスは今季2度目の4連敗となったが、ようやく1得点地獄から脱した。5試合ぶりの複数得点。終盤に粘りの攻撃を展開だ。

 2点を追う八回2死二塁から、福田が左前適時打、紅林が同点の左前適時打をマーク。数試合、チャンスであと1本が出ないことが続いていただけに、意地を見せた攻撃だった。また、5月の月間打率・083と不振の頓宮が2軍再調整となった中、「7番・一塁」で昇格即スタメンとなった太田が2安打1打点と躍動。その八回は先頭打者として安打で出塁し、得点につなげた。

 前向きな点は見えたが、中嶋聡監督は若いアウトカウントから得点機を生かせればと言及。得点はすべて2死となってからのもので「無死二塁で何ができるかというところで何もできなくてそうなっている。簡単に流れが来ないのはそういうところじゃない」と話し、冷静に続けた。

 「(得点への)最低限というところではまだまだ足りていない。できていないのは俺らの指導力不足。責任はこっちにあるので(思い切り)やっていけばいいと思いますけど」。5月はいまだ2勝で首位・ソフトバンクと10・5差。打線の爆発力が、チーム浮上のカギであることは明白だ。

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