オリックス・宮城 自己最多タイ13Kも無念 同い年・佐々木朗希との投げ合い敗れる

 「オリックス0-1ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)

 115球の熱投は報われなかった。オリックス・宮城が8回5安打1失点で、自己最多タイの13三振を奪いながら3敗目。同じ01年生まれの佐々木と通算5度目の投げ合いに敗れた。

 序盤から佐々木に譲らぬ投球を展開。「彼に引っ張ってもらいながら良い感じで投げることができた」。初回1死で藤岡を見逃し三振に仕留めた直球で、自己最速を更新する155キロを計測。3度も3者連続三振を記録した。

 悔いが残るのは五回。1死から山口に四球を与え、2死一塁で荻野に甘く入ったフォークを捉えられた。左中間への適時二塁打を許し、唯一の失点が決勝点に。「四球出しての長打はしっかり反省しないと」と唇をかんだ。「しっかりチームが勝つことが大事。また切り替えて頑張りたい」。次回は必ず勝利へ導く。

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