楽天 今季69打席目での初タイムリーが決勝打の島内「人生で初めて緊張した打席」

 8回、勝ち越しの右越え適時三塁打を放つ島内(撮影・開出牧)
 8回、阿部の左越え適時打で三塁から生還した島内(35)とタッチを交わす今江監督(右)=撮影・開出牧
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 「ロッテ1-4楽天」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 苦しんだ男が試合を決めた。楽天・島内宏明外野手が決勝の適時打を放ち、チームを連勝に導いた。

 八回、同点に追いつき、なおも1死二、三塁のチャンス。ロッテ・沢村の変化球にタイミングを外されたが、食らいつき右翼フェンス直撃の2点適時三塁打を放った。

 中軸で起用されることが多い中で、これが自身今季69打席目にして初のタイムリーだった。「ここまで打ててないとちょっと感じるものもあるので、人生で初めて緊張した打席だった」と振り返り「安堵感とかそういう気持ちが強かった。成長できたかな」と語った。

 今江監督は「彼の復調はずっと待っていた。島内の一本は大きい。これを機に、明日からもっともっと打ってくれると信じてます」と話した。

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