楽天 今季延長初黒星で連勝ストップ 今江監督、劇打浴びた西垣に「かなり濃い経験。生かしてほしい」

 8回、同点ソロを放った代打・茂木を大喜びで迎える今江監督(撮影・金田祐二)
 8回、右越えに同点ソロを放つ代打・茂木(撮影・金田祐二)
 12回、ピンチを招いた西垣(左端)のもとに集まる楽天ナイン
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 「楽天3-4日本ハム」(23日、楽天モバイルパーク)

 楽天は延長十二回に決勝点を奪われ、今季4度目の延長戦で初黒星。連勝は2で止まった。今江敏晃監督は「粘り強く同点に追いついたんですけど、最後守りきれなかったのはチームとして悔しい」と振り返った。

 同点の延長十二回、7番手の西垣が2死二、三塁のピンチを招くと、上川畑に決勝の適時打を許した。右腕は10日のオリックス戦(京セラドーム)でプロ初勝利。ただ翌日の同戦では、サヨナラ打を浴び初黒星。21日の西武戦(ベルーナドーム)では、体調不良で離脱していた則本の代役で抑えを務め。プロ初セーブ。しかし、その次の登板となったこの日に2敗目と試練が続いている。指揮官は「彼にとって数試合ですけど、かなり濃い経験をしている。生かしてほしい」と壁を乗り越えることを期待している。

 打線は粘り強さを見せていた。先制を許した直後の四回は1死一、三塁から浅村が犠飛を放ち、すかさず試合を振り出しに戻す。さらに再びリードを許した中で、八回には代打・茂木が値千金の同点弾を放っていた。ただ、サヨナラの大チャンスは生かせなかった。同点の延長十回、2死満塁の絶好機を作ったが、村林が三振に倒れていた。

 4時間に迫る熱戦を落とした。今江監督は「しっかり切り替えてまた戦っていきたい」と前を向いた。

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