ヤクルト・山田 復帰大歓声に感謝「本当にありがたい気持ちです」 3打数無安打も「そんな違和感なく」
「ヤクルト4-7DeNA」(20日、神宮球場)
即快音という結果は残せなかったが、帰ってきたヤクルト・山田哲人内野手がひときわ大きな声援に背中を押された。悪夢のような開幕戦での離脱から約3週間で復帰。「ここで野球ができることに感謝しないといけないと思いましたし、本当にありがたい気持ちです」。スタンドからのエールは、確かに届いた。
スタメン発表で名前がコールされると、大きな拍手で後押しされた。好調クリーンアップからつながれる「6番」を任されるも、この日は無安打で終了。昇格直後ということもあり、3打席で途中交代となった。
敗戦後も多くのファンから激励の声が飛び交い、「結果は出なかったですけど、そんな違和感なく」と打席を振り返った主将。高津監督は「彼の打席に期待したい」と今後に目を向けた。そろい始めた逆襲のピース。再び最下位に沈んだチームを、これから山田が明るく照らしていく。