DeNA・京田陽太 30歳誕生日に今季初スタメンで2安打2打点

 5回、京田は適時内野安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 5回、京田は適時内野安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 2回、20日が誕生日の京田は右中間に適時三塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト4-7DeNA」(20日、神宮球場)

 DeNA・京田陽太内野手が、「9番・遊撃」で今季初スタメンに起用され、2安打2打点の活躍。くしくもこの日は30歳の誕生日で、三浦大輔監督の抜てきに応えるとともに、チームの連敗も5で止めた。

 1点リードの二回1死一塁。左翼席からのバースデーソングに迎えられ打席に入った京田は、阪口のツーシームを右中間に運び、激走で三塁を陥れた。「初球は(歌を)流していただいたので打つつもりはなくて、2球目から勝負をかけようと。それが良かったです。しっかり一発で仕留められたので」と笑顔で振り返った。

 五回にも2死一、三塁から遊撃への内野安打。ヘッドスライディングで気合を見せ、貴重な7点目をもぎ取った。

 好調な打撃を買われ、この日朝、三浦監督から「きょうスタメンで行くぞ」と告げられた。「日頃から、いつ来てもいいように準備はしていた。ずっとチャンスは来るだろうなっていうのは思っていたので、こういう形でできたのは日頃から準備していた成果というか」と京田。指揮官は「そういうのをずっと見ていた。スタメンじゃなくともいい準備をしてくれてるし、ベンチでも鼓舞してくれている。きょうは最高の誕生日になったんじゃないですか」と目を細めた。

 この日は、主将・牧秀悟内野手からバースデーケーキを用意され、チームから祝福された。牧は翌21日が誕生日で「明日は僕が準備します」と京田。「おいしかったです。なかなかこういう機会ないので」と照れくさそうにほほえんだ。

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