オリックス、16安打7得点快勝 3カード連続勝ち越しで5割復帰、3位浮上

 「楽天0-7オリックス」(18日、楽天モバイルパーク)

 オリックスは今季最多の16安打をマークし、7得点で快勝だ。中嶋監督も「ちょっとつながってきているのかな」と安どの表情。3カード連続勝ち越しで5割復帰となり、日本ハムと並んでチームは3位に浮上した。

 序盤、中盤は2死から集中力を発揮した。三回は2死一、三塁から西野が内から三塁適時内野安打で先制。「必死に走りました」と振り返ると、五回も2死三塁から西野が左前適時打を放ち「とにかく必死に打ちにいきました」と必死な思いが、バットに乗り移った。

 2打席連続適時打の西野に負けじと、頓宮も同回に2点適時打。六回以降も若月、紅林、セデーニョに適時打が飛び出し、試合を優位に進めた。中川が「左大腿直筋の筋損傷」で戦列を離れたショックを吹き飛ばすような攻撃を展開した。

 先制、中押し、ダメ押しと効果的な形で得点を重ねただけに、指揮官は「これをつなげていかなきゃいけないですよね。それが続かないと上には行けないと思うので」と強調。次カードは首位・ソフトバンク3連戦(ペイペイ)。勢いそのままに、福岡でもオリックス打線が火を噴く。

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