ロッテ・唐川が6回1安打無失点「なんとか耐えられた」 五回まで圧巻の完全投球 勝利投手の権利得て降板も中継ぎが逆転許す

 力投する唐川(撮影・開出牧)
 6回、長谷川に左前打を打たれ悔しがるロッテの先発・唐川(中央)=撮影・開出牧
 7回、山村(手前)に逆転の右越え3ランを打たれぼう然とする2番手・西村(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-西武」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 今季から本格的に先発に再転向したロッテの唐川侑己投手が、今季初先発し、6回1安打無失点と圧巻の投球を披露した。「なんとか耐えられました」と控えめにコメントした。

 五回まで完全投球と、完璧だった。0-0の二回には、風速13メートルの強風に帽子を飛ばされながらも3者連続三振を奪った。

 1-0の六回、先頭・長谷川に左前打を許してパーフェクトこそ逃したが、続く炭谷の投犠打で2死二塁とされながらも最後は金子をカットボールで空振り三振に斬った。

 勝利投手の権利を得てこの回限りで降板したが、2番手の西村が七回に逆転3ランを献上。22年以来の白星は逃したものの、復活を期待させるベテランの投球ぶりだった。

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